こまつ曳山交流館に行ってみたいけど、どんな場所なんだろう。
それでは今回は、こまつ曳山交流館みよっさを紹介します!
その前に、曳山をご存知でしょうか?
正直、曳山も良く分かってないかも。
それでは、曳山も含めて解説しますね!
これが、小松市の曳山!とても眩しくて圧倒されます!
実は子供歌舞伎に無くてはならない存在なんです。
曳山は、滋賀県の長浜や、富山県など、石川県以外でも見られますが、全国で一番煌びやかな曳山が見られるのは、石川県小松市なのです。
そんな曳山を間近で見られる施設が、「こまつ曳山交流館みよっさ」!
他にも歌舞伎を学んだり、歌舞伎メイク、衣装の体験をすることが出来るんです!
小松の曳山の特徴や、分かりにくい駐車場、体験時の注意点などをご紹介しますね。
- 歌舞伎メイク、衣装の体験をしてみたい!
- 歌舞伎、曳山について簡単に学んでみたい
- 小松市の子供歌舞伎は勧進帳を演じる
- 全国一、豪華絢爛な曳山を間近で見てみたい
気になった方は是非読んでいってください!歌舞伎メイクなんてなかなか体験できませんよ!
【こまつ曳山交流館みよっさ】駐車場など基本情報
住所 | 石川県小松市八日市町72-3 |
アクセス | JR小松駅から徒歩で約5分 北陸自動車道小松I.C.から車で約10分 小松空港から車で約10分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
入館料 | 無料 |
体験料金 | 無料~¥500 |
駐車場 | あり(無料) |
お問い合わせ | 小松曳山交流館みよっさ TEL:0761-23-3413 メール:miyossa@city.komatsu.lg.jp |
小松曳山交流館は小松駅のロータリー側、西口から出て徒歩5分もかからない場所。レンガ花道通り沿いにある建物です。
建物の前には名前の前掛けがかかっているのですぐに分かりますよ!
ちなみに「みよっさ」は小松の方言で、「面白そうな体験施設があるから、行ってみよっさ」=「行ってみようよ」の意味になります。
こまつ曳山交流館みよっさの駐車場
専用の駐車場は、こまつ曳山交流館みよっさ建物ヨコのアーケードを車で入り、右手に5台停める場所があります。
少し分かりにくいですが、人形屋のキタセさんのヨコに駐車スペースあり。
駐車場内の1番~4番が専用の駐車場です。他の番号は違う駐車場なので注意しましょう。番号のほかにも、「みよっさ来館用」の文字の書かれたブロックがあるので間違えることは無いと思いますよ!
駐車スペースは4台と少ないので、空いていない場合は他の有料駐車場に停める必要があります。
小松駅前の立体駐車場は停められる台数も多く、そこまで高くないのでおススメ!私もよく利用します!
【体験施設】外国人に絶対人気!無料の体験も有り!
こまつ曳山交流館みよっさでは抹茶体験(¥200)や三味線体験(¥100)などの、歌舞伎メイクだけでなく、他の和文化体験が出来るのが魅力的!
何より安い!鳴物体験など、無料で体験できるものもあり、抹茶体験などは3000円する場所もありましたが、200円で体験できるのは本当にお財布に優しいと思います。
歌舞伎風のメイク体験(¥300)と衣装体験(¥300)はセット料金500円で体験できますよ!外国人の方をおもてなしするには、絶好のスポット!
無料、有料どちらも体験は要予約です!当日にその場で体験を申し込むことは出来ません。
体験をしてみたい方は、必ず事前に予約をしてくださいね。
子供歌舞伎の舞台となる小松市の曳山の特徴
小松市の曳山は、もともと曳山で有名だった長浜から小松市にやってきたのが始まりだそうです!江戸時代から250年以上の歴史を代々受け継がれ今に至ります。
他の曳山と違うのは何といっても豪華絢爛。全国的に見てもここまで煌びやかな曳山は見られないと思います!屋根には金箔がびっしり貼られているものも。
この曳山は、実は歌舞伎を演じる移動式の舞台となります!そのため、中央から伸びる花道が長くなっているのも、小松市の曳山の特徴。
小松市の中心で毎年行われる「お旅まつり」では地元の小学生が、秋には地元の中学生がこの曳山の舞台の上で、子供歌舞伎を演じるのです。題目は市川團十郎さんの歌舞伎十八番の1つ勧進帳!
この勧進帳の舞台となった安宅の関についてはこちらの記事に詳しく書いてありますよ。
こまつ曳山交流館みよっさに行ってみよっさ!
実際に家族3人で行って来ましたよ!
中に入ると、スタッフの方がやってきて、一緒に説明しながら施設を案内してくれました。これは嬉しい!なかなか若い世代にとっては、この手の話題はなじみが無いもので、一緒に回ってくれると大変助かります。
入ってすぐに、曳山が実際に子供歌舞伎で使われている様子が展示されています。隣に大きなスクリーンで動画も流れており、とても子供が演じているとは思えないほどの、クオリティの高さを感じました!
大きくて眩しい!圧倒的な存在感です!
この屋根の下に描かれている絵は、薬師寺本堂の管主様が描かれた絵。ご利益ありそう。家族3人で拝んできました。その他の曳山の絵には、石川県の代表的な焼き物「九谷焼」の絵師の方が描いているそうです。絵師の方も本当に豪華!
宮大工の方が作られたこの曳山。つまり釘を使っていないのです。そして古いものの為、設計書がありません。昔の人から代々組み立て方を受け継いでいって、組み立て方を伝承しています。
この長い歴史を人の手で代々受け継いでいるというのは、人と人とのつながりの大切さを感じさせてくれますよね。
小松市に過去多くあった曳山ですが、昭和の大火事などで焼けてしまい、現在は8基のみなのだそう。その内2基をこの施設では常設しています。昔の歴史的建造物などが火事で焼けてしまったというのは、よく聞く話ですが、なんとも悲しいものです。
今あるものを構成に伝える為に残しておくことも大切ですが、自分の目に焼き付けておくのも、大事なことだと改めて思いました。
最後に、小松市のイメージキャラクター、カブッキー君と記念撮影。
このカブッキー君のモチーフは弁慶です。知っていましたか?
それよりも我が子の貫禄のある座り方よ笑。
まとめ
昔からの伝統を受け継ぐ、人とのつながりの大切さを教えてくれ、石川県らしい豪華絢爛さを見せてくれる、素晴らしい施設でした!
ちなみにこんなに豪華でいくらぐらい何でしょうか。スタッフの方も値段は分からないそうです。でも値段では表せない価値のあるものだと思います!
小松駅から近く、和文化をリーズナブルに楽しめるので、利用する価値ありです!
近くに寄った際は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。体験の際は予約を忘れずにね!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました!
小松市の歴史に興味を持った方には、こちらの記事もおすすめです。
コメント