石川県でおすすめベスト3の寺院といったら、小松市にある「那谷寺」。なたでらと呼びます。
開創から1300年以上!県内でも随一の歴史を誇ります。
那谷寺では、自然の教えを大切にする自然智の教えを守ってきた事もあり、春は桜、秋は紅葉を代表として、一年中美しい境内と自然のコントラストが満喫できるおすすめスポットです!
今回はそんな那谷寺のおすすめの見どころ、桜、紅葉の見ごろ、御朱印の種類などを写真とともにポイントでご紹介していきます。
- 自然、寺院が好きな方
- 那谷寺のおすすめポイント&特別拝観はするべきか(入場料+200円)
- 桜、紅葉の見ごろ
- 御朱印の種類、購入場所などの情報
今回は、写真盛りだくさん!一つでも気になったものがあれば、是非読んでいってください!
那谷寺へのアクセス、入場料など【基本情報】
住所 | 石川県小松市那谷町ユ122 |
アクセス | JR加賀温泉駅から車で約15分 JR小松駅から車で約25分 小松空港から車で約30分 |
入場料 | 大人(中学生以上)¥600/人 子供(小学生)¥300/人 乳幼児 無料 特別拝観場 入場料+200円(小学生以下は無料) |
営業時間 | 年中無休 9:15~16:00(積雪時は特別拝観場のみ閉館) |
駐車場 | 乗用車200台 バス40台 |
お問い合わせ | 白山信仰自然智の森 那谷寺 TEL:0761-65-2111 |
那谷寺は、小松市の中でも加賀市に近い山の中にあります。
入場料は大人が600円となっており、国の重要文化財など美しい庭園が見られる特別拝観には、追加200円が必要です。
年中無休ですが、時間が16時までとなっており比較的早い時間に閉館します。私自身、夕方から訪れようとして17時頃にふらっと行こうとしたが、もちろん閉まっていたので、訪れる際は注意してくださいね。
那谷寺へのおすすめアクセス
那谷寺へのアクセスは車で行くのがおすすめ!
電車では、一番近い駅からでも30分以上歩く必要があります。那谷寺に行く際に自家用車が無い場合は、レンタカーやタクシーを利用しましょう。
車以外にも、加賀温泉駅から加賀周辺の有名スポットを周遊している、キャンバス(CANBUS)という周遊バスがあります。ただし、片道50分程度かかる事と、バスなので乗降時間が決まっているので注意が必要。
1日券や2日券があるので、他の観光施設も同時に回りたい方は、利用をおすすめしますが、那谷寺でじっくりと見学したい方は車(もしくはタクシーやレンタカー)で行くことをおすすめします!
キャンバスの停車駅の中には、日本最大級の自動車博物館があります。距離も近いため、那谷寺の他にも観光したいなという方は、こちらもおすすめ!
日本自動車博物館に関する記事についてはこちらをご覧ください。
那谷寺の所要時間は?
那谷寺の所要時間は一般拝観では30分~60分、特別拝観込みで45~90分程と案内されます。
私自身何度か通っておりますが、建築物や自然を見ながらだと、だいたい特別拝観込みで1時間半~2時間程です。お寺や、展示物を見るだけならそこまで時間もかからないけれど、自然も美しいのでついつい足が止まります!
那谷寺スタッフに聞く!桜、紅葉の見ごろ
気になる、桜、紅葉の見ごろを、長年境内で働かれているスタッフの方と仲良くなったので、聞いてみました!
【那谷寺】桜の見ごろ
桜の見ごろは4月初旬から4月下旬まで。
比較的早めに見ごろを迎えるしだれ桜と、遅咲きの八重桜等、数種類の桜が見られるので4月いっぱい桜が楽しめるそうです!
私はまだ那谷寺で桜を満喫した事はありませんが、色々と調べてみると境内のしだれ桜がとても幻想的な景観を出していて綺麗。是非次の機会に訪れたいと思います!
【那谷寺】紅葉の見ごろ
紅葉の見ごろ11月の1週目ぐらいから色づき始め、11月下旬には散ってしまいます。最盛期は第2週目。
スタッフの方が毎年楽しみにしている季節だそうです。
私も紅葉の時期に訪れたことがありますが、全面が赤と黄色のコントラストで覆われ、どこを撮っても絵になります!
11月の下旬には散ってしまい、ピークは短いので注意してくださいね。
また那谷寺境内の中では大悲閣から紅葉を見下ろすのが、一番の絶景ポイントです!
那谷寺の御朱印
那谷寺の御朱印は入口から入り一番近い建物、「金堂華王殿」で拝受することが出来ます。
基本は写真真ん中、「千手観音」「大悲殿」の2種類。(各300円)
また季節限定の特別な御朱印もあります。季節限定御朱印は、管主自らが筆をとり、その時期に見ごろな花や、縁起物、境内の奇岩遊仙境なども描かれます。値段は1000円ですが、家で飾りたくなるほどの圧巻の御朱印であり、特に御朱印には興味がなかった私ですが、これは欲しい!
那谷寺で見るべきポイント3選!
実際に那谷寺に行き、見て良かったと思う、絶対に見るべき場所を3選ご紹介します!
①大悲閣本殿(胎内くぐり)
那谷寺の本殿である、大悲殿は重要文化財建造物です!中には本尊の十一面千手観世音菩薩が安置されており、胎内くぐりが出来る場所でもあります。
過去に一向一揆で焼けてしまい、現在の姿は約400年前に再建された姿。
胎内くぐりもおすすめですが、個人的には大悲閣の欄間がとても美しく、外側は動物が、内側は松が彫られていて訪れたら是非見て欲しい!
また、先ほども紹介しましたが、紅葉を見るおすすめポイントです。
②特別拝観「琉美園」
2つ目は、入場料+200円で入ることの出来る特別拝観にて見ることの出来る「琉美園」。
いつも人が少ないので、ゆっくりと自然を満喫できるおすすめスポットです!
今回は御朱印にも描かれていた、「シャクナゲ」が美しい姿を見せてくれました!
季節ごとに変わった姿を見せてくれ、ゆっくりと堪能できるので、個人的には一般拝観場よりも好きです!特別拝観では他にも重要文化財の書院や、前田利常が利用したお茶室などを見ることが出来ます。
追加料金を払いますが、絶対に行って損はしません!
③奇岩遊仙境&願掛け猿
最後に那谷寺でやはり外せないのは、全国的にも超珍しい「奇岩遊仙境」。天然の岩肌にお稲荷様が祀られ、周りを草木が覆っています。
平成26年に奥の細道の風景地として国の名勝指定園に登録。
私自身30年近く生きてきて、今まで見た事のない景観であり、今後も見ることは出来ないんじゃないかと思うほど雄大な自然が堪能できます。
下から見上げることもできますが、鎮守堂が建立されている場所にある、展望台から見るのが全体を見渡せておススメです!
奇岩遊仙境の近くに、ひょっこりとかわいい願掛け猿がいます。見つけたらご利益あるかも!?
終わりに
今回ご紹介できなかった建物の中にも沢山おすすめはありますが、何といっても行く度に景観が変わる為、何度訪れても違った自然の姿を見られるので飽きない。桜は4月、紅葉は11月2週目!両方はもちろんの事、他の季節でも十二分に楽しめるおすすめスポットです!
加賀温泉郷にも近く、小松市を訪れた際や、加賀温泉に来た方は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。適度なウォーキングにもなり、疲れた体に良いリフレッシュになりますよ!
那谷寺が気に入った方には、同じ小松市内にある穴場観光スポットの苔の里もおすすめです!
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
コメント